ザ・シークに見習うプロレス

私は、現役時代の終わり頃は、


ザ・シークを尊敬して、手本にしていました。






そして、私は、現役時代、プロレスの基本練習をやった事は、ほとんどありません。


「膝が悪いから

と言って逃げていました。




基本を全く習わずに、20年間メインを張ったのは、ある意味、凄いと思っています。

(皆さん、決して見習ってはいけません)









ザ・シークが、ボディースラムで投げられた時、


綺麗な受け身を取ったら、


「アラビアの怪人」


のイメージが壊れます。


腰から「ドスン」と落ちて、腰を押さえて呻いてこそ、ザ・シークです。



会場は、

「凶器が無ければ何にも出来ないよ


と大笑いですが、最後に反則で勝つと、




「あの野郎

となります。



ロープにも、一切走りません。


シークの徹底ぶりは、凄いと思いました







私も、ゼロワンでの3年間、



多分、一度も、ロープには走っていません。


(基本を覚えない代わりに、自分なりの受け身を考えて、取り入れたりはしていました)




基本を覚えてしまうと、型やパターンが出来てしまい、型破りな事が出来にくくなります。


プロレスであれば、必ず、

「ロックアップ」

から始まる試合になります。




私は、基本を覚えていませんから、常に会場を湧かせる、アイディアを考える事になりました。












5ヶ月前から、音楽を始めた事は、既に書いて来ましたが、


最初に少し習った後は、我流です。


周りの人達は、私にフォークギターを弾かせたがりますが、

「指が開かない」

と言って逃げています。

(指は本当に開きませんけど、開いても、フォークギターを弾く気は毛頭ありません)



フォークギターを、弾いているは、星の数程いますし、


上手い人は、本当にいくらでもいます。


その中の、一人になりたいとは、思いません。






変な楽器を、変な弾き方をして、個性を確立したいと思います。





私は、他人と同じ事をしても、ダメだと思っています。




一つずつ、型破りと掟やぶりをして行きたいと思います。






掟破りは、嫌われますから、周りとの、軋轢が出て来ますが




自分一人でやっている事ですから、別に、他人に迷惑を掛けている訳ではありません。
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先日の日記の続き



私が、プロレスの基本の動きをマスターしていない、レスラーである事は、


ウイング、FMWを中心とした、プロレス関係者なら皆知っています。







ハヤブサ選手の、ブログの回顧録に、


馬場さんから、

「プロレスの基本の動きをやってみろ」


と言われ、行うと、




「それ起きる方向が、逆だ、誰から教わった?

後○かあ~


と言う場面があります。





私は、これを読んでから、ずっと考えていますが、

この基本の動きというが、何の事なのか、わかりません。







ミスターヒトさんが、生前、


「一番プロレスが下手な、レスラーは、松永」


と語っていましたが、


ある視点から見れば、これは、当たっています。







しかし、やはり、プロレスとは、基本が全てでは無いでしょう。


基本から、外れた事もやらなければ、面白くはならないでしょうね。

目に止まった、コメント(mixi)への回答をします

「基本を知っていて、崩すのと

知らないで、崩れるのとは、全然違う」


との書き込みがありましたが、


実は、これは、当時、耳にタコが出来る位、周りから散々言われて来た事でした。










葛西選手が、大日本から、ゼロワンに移籍した際に、

橋本さんから


「ドン荒川さんは、基本が出来た上で、お笑いをやっているんだぞ。


だから、ちゃんと基本を覚えろ


と言われたといいます。

(葛西選手も、当時は、お笑いをやりましたね)







しかし、私から見たら、

基本が出来た上で、崩していた人は、やはり中途半端に見えました。



崩しても、間が持たなくると、また普通の試合に戻ってしまいます。


要するに、覚えると使ってしまうのです。





私には、

「基本を覚えた上で、崩す」


という発想自体が、


皆が言っている、平凡な事に思えました。








ですから、敢えて、ほとんど覚えませんでした。




覚えなければ、試合開始から5分位、グランドレスリングを行う時間潰しも出来ませんから、


最初から、アイディアを駆使する事になります。



また、基本を習得している人の試合は、リズムがありました。


私の試合には、リズムがありません。


独特の間でした。









しかしながら、基本を覚えなかった素人が、


表紙を7回取り

(週プロ、ゴング)


20年間メインを張り、プロレス界を欺き通した事は、痛快ではあります。

(実際は、欺いたというより、これも、プロレスだという事です)




あくまで、オンリーワンになりたかったです。

(それでも真似は絶対にしないで下さい)










別のコメントにありましたが、

全日本の多くのレスラーが、プロレスの下手な選手に、


ブルーザー・ブロディ


の名前を上げるとありました。


それについて、実は、私も気になった時がありました。




ブロディが、全日本プロレスから、新日本プロレスへ移籍した際、

序盤でまごつく場面がありました。

当時の新日本プロレスは、全日本プロレスよりも、高度なテクニックや、スピードが必要とされていた為に、


ボロがでやすかったのです、


ブロディの、序盤での動きがあまりにも不自然で、


私は、

「ブロディは、レスリングが出来ない」

と感じました。




それから、猪木さんとの試合は、

「神経戦」

と呼ばれた、緊張感のある静かな立ち上がりの試合に、進化して行き、

不自然さはなくなりました。








また、ルー・テーズが、


「ジャイアント馬場は、ジョークだ」

と発言した事がありました。



たしかに、言われてみれば、ジョークと言えたかも知れませんが、


馬場さんにしろ、ブロディにしろ、紛れもない、超一流のトップレスラーである事は言うまでもありません。










・他のコメントで、


「基本を覚えなかった事が、レスラー生命を短くしていませんか?」

とありました。



私は、我流の受け身で、ダメージを防いでいましたし、


また、悪い膝をかばう為に、必要以上に、激しく動く事がなかったので


それは、無いと思います。





私のレスラー生命を縮めたのは、

試合では無く、


店での仕事だと思っています。



今では、スタッフの人数も増えて、かなり楽になりましたが、


それでも激務です。



少人数でやっていた頃は、一日、13時間の立ち仕事でしたから、


膝などの怪我を、著しく悪化させてしまいました。



二足のわらじは、甘くなかったです。





(後、マイミクさんから、

「ザ・シークが、マスカラス兄弟との試合で、ロープに走って、フライング・クロスチョップを受けた事がある」

との指摘があり、私も思い出しました。

ザ・シークも、マスカラス兄弟の良さを引き出す為に、例外的に、ロープに走った事はあったようです)
プロフィール

松永光弘

Author:松永光弘
Mitsuhiro Matsunaga

学生時代より相撲、空手の修行に励み、1989年10月FMWにてプロレスデビュー。以降W★ING、大日本プロレス等の団体を渡り歩き、ファイヤー・デスマッチ、五寸釘デスマッチ、サソリサボテン・デスマッチ、裸足蛍光灯デスマッチ等の危険且つ過激な闘いに身を投じる。1997年4月東京都墨田区にステーキ店「Mr.デンジャー」を開店。自ら厨房に立ち、仕込みから調理まで腕を振るう日々を過ごしている。

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